ビューハイツ竹内リノベーション|内装工事完了、空間の全貌を公開
家具ed Maisonで進めている、代田橋の賃貸ワンルーム「ビューハイツ竹内」のインテリアコーディネートプロジェクト。Vol.1では、この物件が持つ魅力や、これから目指していく空間のコンセプトについてご紹介しました。
そして今回、いよいよ内装工事が完了しました。
まだ家具は入っていませんが、床・壁・建具・キッチン・洗面スペースといった、空間の土台となる部分が整い、部屋全体の印象は大きく変わりました。
Beforeでは一般的な賃貸ワンルームの印象が強かった室内が、少しずつ家具ed Maisonらしい世界観を持つ空間へと生まれ変わっています。
今回は、工事前のBeforeと工事後のAfterを比較しながら、どのような視点で空間をつくり変えたのかをご紹介します。
1. Vol.1からどう変わったのか
Vol.1では、ビューハイツ竹内という物件の特徴や、代田橋という街の魅力、そして今回の空間づくりのテーマとして、
「暮らしを感じられるマンハッタン風」
というコンセプトをご紹介しました。
工事前の室内は、約30㎡のゆとりあるワンルームで、東・南向きの角部屋らしい明るさもありました。
一方で、床や建具は濃いブラウンで統一されており、全体としては少し重たい印象もありました。
そこで今回の内装工事では、単に設備を新しくするのではなく、
「この部屋でどのような暮らしが見えるか」
「家具が入ったときに、空間全体がどう完成するか」
という視点から、床・壁・建具・水まわりのデザインを見直しています。
家具ed Maisonが大切にしているのは、部屋をただきれいにすることではなく、そこに暮らす時間まで想像できる空間に整えること。
今回のVol.2では、その土台となる内装が完成しました。
2. Before・Afterで見る空間の変化
まずは、工事前と工事後の様子をご紹介します。
Beforeでは、既存のブラウンの床や建具が印象的で、一般的な賃貸住宅らしい落ち着きがありました。
Afterでは、床のデザイン、扉色、キッチン、洗面スペース、壁面の素材感を見直すことで、より空間に個性と奥行きが生まれています。
3. 床のデザインで、空間に印象をつくる
今回のリノベーションで、空間の印象を大きく変えている要素のひとつが床のデザインです。
Beforeの床は、濃いブラウンのフローリング。
落ち着きはあるものの、部屋全体が少し重く見えやすく、家具を入れたときの雰囲気も限定されやすい状態でした。
Afterでは、キッチンまわりを中心に、白を基調としたクラシックなタイル調の床へ変更。
小さな黒のアクセントが入ることで、空間にリズムが生まれ、マンハッタンのアパートメントのような洋風の雰囲気を感じられる印象になりました。
床は、部屋の中で一番広い面積を占める部分です。
だからこそ、色や柄を変えるだけで、空間の見え方は大きく変わります。
今回は、ただ明るくするのではなく、ブラック・木目・ベージュ系の扉色と合わせたときに、空間全体が引き締まるような床を選んでいます。
4. 扉色の変更で、部屋全体のトーンを整える
もうひとつ大きく印象を変えたのが、室内の扉色です。
Beforeでは、床と同じく濃いブラウンの建具が使われており、全体として少し重厚な印象がありました。
その雰囲気も決して悪くはありませんが、今回目指していた「暮らしを感じられるマンハッタン風」という方向性に合わせるには、もう少し軽さが必要でした。
そこでAfterでは、扉をベージュ系の落ち着いた色に変更。
黒いキッチンや冷蔵庫、木板の壁と並んだときに、強く主張しすぎず、空間をやわらかくつなぐ役割を持たせています。
黒を使ったインテリアは、使い方によっては無機質に見えたり、重たく感じられたりすることがあります。
そのため今回は、扉色に少し温かみのある色を入れることで、都会的でありながらも、暮らしの温度が残るバランスを意識しました。
5. キッチンを新設し、暮らしの中心へ
今回のリノベーションで最も大きく変わった部分が、キッチンです。
もともとのキッチンは別の場所にありましたが、今回の工事ではキッチンの位置を移動し、新しく設置しました。
これにより、キッチンはただの設備ではなく、部屋の印象をつくる大きなインテリア要素になっています。
木目のワークトップに黒い水栓や、壁付けのシンプルな照明。
さらに、近くに置かれたブラックの冷蔵庫が加わることで、空間全体に統一感が生まれました。
ただ単に、キッチンを「料理をする場所」としてだけではなく、暮らしの風景をつくる場所として考えています。
特にワンルームでは、キッチンが見える位置にあるため、そのデザインが部屋全体の印象を大きく左右します。
今回は、キッチンを隠すのではなく、あえて見せる存在として設計しました。
小さな空間の中でも、キッチンがあることで暮らしのシーンが想像できる。
そんな空間を目指しています。
6. 元キッチンの場所に、新しい洗面スペースを
もともとキッチンがあった場所には、新しく洗面スペースを設置しました。
ワンルームやコンパクトな賃貸では、水まわりがどうしても簡素な印象になりがちです。しかし、洗面所は毎日使う場所だからこそ、使いやすさだけでなく、気分が整うようなデザインも大切だと考えています。
今回は、ダークグレーの洗面台に、白い洗面ボウル、ウッドの取手、左右のライトを組み合わせました。小さなスペースでありながら、ホテルのような雰囲気を感じられる場所になっています。
キッチンの移動によって生まれた余白を、洗面スペースとして活かす。これにより、暮らしの機能性も上がり、部屋全体の満足度を高めることができました。
単に設備を増やすのではなく、生活の中で自然と目に入り、毎日使いたくなる場所へ。そんな視点でデザインしています。
7. まとめ
今回のVol.2では、ビューハイツ竹内の内装工事完了後の様子をご紹介しました。
Vol.1でお伝えした「暮らしを感じられるマンハッタン風」というコンセプトは、床・扉色・キッチン・木板の壁・洗面スペースといった要素によって、少しずつ具体的な空間として形になってきました。
Beforeの状態にも、明るさや広さといった魅力はありました。その良さを活かしながら、家具ed Maisonらしい視点で素材や色、レイアウトを整えることで、より暮らしを想像しやすい空間へと変化しています。
ただ新しくするのではなく、空間の見え方、家具との相性、日々の過ごし方まで考えて整えること。
それが、家具ed Maisonが考えるリノベーションです。
次回のVol.3では、いよいよ家具の選定とスタイリングについてご紹介します。
内装が整ったこの空間に、どのような家具を合わせ、どんな暮らしの風景をつくっていくのか。
完成へ向かうビューハイツ竹内の変化を、ぜひ引き続きご覧ください。


