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古い空間が、家具付きデザイン賃貸として再生

古い空間が、家具付きデザイン賃貸として再生しました

今回ご紹介する「赤堤コート」は、築年数の経過によって経年劣化が進んでいたお部屋でした。
私たちは、表面的なリフォームではなく、一度スケルトン状態に戻すという選択を行いました。

それは、“元の空間を整える”だけではなく、空間そのものを再設計するため
Before を見ていただくと、その変化がより鮮明に伝わると思います。

スケルトン解体から始まる「再生」

壁・床・天井をすべて解体し、配管や電気配線も見直すことで、
生活導線、光の入り方、家具配置までをゼロから設計できる状態になります。

古い空間の制約を受けずに、本当に暮らしやすい賃貸へとつくり変えるための大切な工程です。
見えない部分から整えることで、仕上がりのクオリティに直結します。 赤堤コート スケルトン

内装と設備の再構築

全面スケルトン化の後は、配管・断熱材・電気配線を整え、壁や床を新たに仕上げました。
そのうえで、完成後の家具配置までを想定しながら設計を進めています。

こだわったのは、単なる「きれいな部屋」ではなく、
家具が馴染み、暮らしが自然と整うデザイン賃貸としての完成度です。 赤堤コート 内装工事

暮らしやすさを軸にした間取りの再設計

今回のリノベーションでは、内装を刷新するだけでなく、暮らし方そのものをアップデートするために間取りを大きく見直しました。

① 旧仕様ではバス・トイレ・洗面が一体となった3点ユニットでしたが、それぞれを独立させ、使い勝手と清潔感を高めました。既存位置のままでは南側の窓を塞いでしまうため、水回りを西側へ移設し、日当たりの良い南側をベッドルームとして確保しています。

② リビングには奥行きのある収納スペースがありましたが、単なる収納にするのではなく、マットレスを収められるサイズのヌックを造作。くつろぎ・作業・読書など、入居者が自由に使える“小さな居場所”として活用できるようにしました。

③ キッチンは壁付からカウンター付きのペニンシュラ型へ変更し、リビングとの一体感とコミュニケーション性を向上。見せるキッチンとしてのバランスも重視しています。

図面を見比べると、光の取り込み方、生活導線、そして居場所の質が、
大きく変化していることが感じ取れるはずです。

Before

赤堤コート 間取り Before

After

赤堤コート 間取り After

家具付きだからこそ叶う、新しい暮らし方

完成後の空間には、インテリアコーディネーターが選定した家具・家電を配置し、
暮らしやすさとデザイン性を両立しました。

古い空間がスケルトンから再生され、家具付きデザイン賃貸として蘇る。
入居初日から、生活がそのまま“始まる”住まいです。

これは、築年数を重ねた物件が持つポテンシャルを最大限に活かしたリノベーションでもあります。

Before / After で見る空間の変化

Before と After を比べると、単なる修繕ではなく、
空間そのものの価値が再生されていることが分かります。

築年数を重ねたお部屋でも、スケルトンから見直すことで、
デザイン賃貸として全く新しい可能性が生まれます。

写真・動画・間取り図から、その変化をぜひご確認ください。

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